暑い日が続きますね。
こんにちは、aquarium shop suisaiのイズミです。
お祭りで金魚を捕まえた!というお話はコロナが流行している数年間は全く聞きませんでしたが、今年は以前のように多くのお祭り帰りの方にご来店いただいております。
突然金魚がお家にやってきても、飼育したことがない方は何をしてあげればいいのかわからなくて焦ってしまいますよね。
そこで今回は金魚の飼育に必要な物や事を簡単にまとめておきます。
環境によってベストな飼育方法は変わります。
あくまで飼育の一例としてご覧ください。
【はじめに】
お祭りの金魚は傷やストレスで弱っていることがあります。
そんなときはまず塩水浴をしてあげるといいかもしれません。
塩水浴の方法は0.5%程度の塩分濃度の水を作り、その中で金魚を泳がせ養生させます。
10ℓの水が入ったバケツに50gの塩を入れればだいたい0.5%の塩分濃度になります。
10ℓのバケツで4cm~5cmの金魚を3匹くらい塩水浴できます。
塩水浴中は1日~2日に1回は水を90%〜100%交換してください。
前日に同じ濃度の水をあらかじめ用意しておいて、翌日にお魚だけを移動させれば塩分濃度も温度も変化を最小限にできます。
塩水浴の期間は1週間程度です。
この間に水槽を準備しておくと、塩水浴が終わった後の飼育がスムーズです。
塩水浴期間中の給餌は基本的にはしないか、極少量にしてください。
金魚を捕まえてきた翌日以降に、金魚の様子を見ながら少しずつ与えてください。
過剰な給餌は水質悪化につながり、金魚の体調不良の原因にもなります。
餌は金魚の体調が落ち着いてから少しずつが基本です。
1週間程度塩浴をして、金魚が元気になったら徐々に塩分濃度を下げていきます。
塩素を中和した水で毎日50%程度の水換えをして少しずつ真水に戻していきます。
いきなり真水に戻してしまうと体調を崩す可能性があります。
5日~7日くらいかけて真水に慣らしたら、用意しておいた水槽に金魚を移動してあげてください。
塩水浴の方法がかいてあるサイトのリンクを貼っておきますので、こちらも参考にしてください。
きんぎょ・めだかすくいをしたあとに(カミハタ養魚)
病気になってしまっている金魚は塩水浴だけでなく、お魚用の薬を使ってください。
観賞魚の病気診断所(ニチドウ)
【金魚を水槽で飼育しよう】
塩水浴が終わった金魚、もしくは元気で塩水浴が必要ない金魚は水槽で飼育しましょう。
水槽は横からも上からも金魚が見えるので、飼育が楽しくなります。
またフィルターやライトなどの機材は水槽の形に合わせて作られているので、周辺機材も選びやすくなります。

【機材】
ひつようなもの
水槽
ろ過器
餌
中和剤(カルキ抜き)
あるといいもの
バクテリア剤
水温計
砂利
水草
照明
あると便利な物
フィッシュポンプ(水換えポンプ)
網
水槽はお魚の数に合わせて大きさを選んでください。
金魚3匹くらいであれば10ℓくらいの水槽がおススメです。
中和剤は汚れを吸着してくれるものや粘膜を保護してくれるものがオススメです。
飼育を少し助けてくれます。
バクテリア剤の添加も水槽の状態を保つのに有効です。
特にセットして間もない水槽には是非使用してください。
生き物の飼育に絶対大丈夫はありませんが、せっかく連れて帰った金魚を元気に長く飼育するために万全の準備で迎えてあげてください。
ざっくりとした説明になりましたので、水槽をお求めの方や、ご質問等あれば是非ご来店ください。
水槽、水草、エサ、砂利等々、一通り必要なものはございます。
ではでは、お待ちしております。
営業予定が変更になる場合がございます。
ご来店の際は営業予定をご確認ください。
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お客様のご要望に合わせ様々な出張サービスを行っております。
水槽や観賞魚に関するご要望がございましたら、まずは一度ご相談ください。
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